Bern Star s.p.a.(ベルンスター エス.ピー.エー.)  
E-mail webmaster@bernstar-spa.com
正常で健康なメスは、何らの助けも必要とせず出産を行い、子犬たちが胎盤膜をつけたまま姿をあらわす。
この胎盤膜は子犬が呼吸できる前に母犬により取り除かれ、続いてへそのをも断つ。

出産後、母犬は子犬をなめてきれいにし子犬の呼吸運動を促進させ、さらに3週間ほどさかんになめ続け、排泄器官を刺激する。

胎盤は子犬より数分遅れて続いて出てきて、母犬が食べる場合と食べない場合がある。
いずれにせよ、胎盤の数を正確に数え、子犬の数に合っているかを確認しなければならない。
胎盤が処理されずに残ると、のちに面倒を起こす場合がある。

母犬が胎盤膜を取り除いたり、へその緒を切らなかった場合には人間の手で行わなくてはならない。
子犬は胎盤の袋の中には8分ほどしかいられないため、子犬の頭の部分の膜を手で裂き、それを後ろへ引っぱりながら子犬を取り出していく。子犬の口や鼻についている粘膜や粘液をきれいにとり、体をタオルで勢いよくこすり血行を促す。
へその緒はワックスを塗っていないデンタルフロスでしばり、腹部から約1.5センチの長さに切る。切り口には消毒のためヨードチンキをぬる。

■予兆
1.暗いところに入りたがる。
2.巣作りの動作が頻回になる。
3.陰部より水様〜粘性の白または透明の汚物がふえる。
4.食欲が落ちたり、嘔吐したりする。
5.排尿が頻回になる。
6.陣痛開始前に一時温度が下がる。(通常38〜39度/陣痛前は36度台)  
■助産
1.ガーゼで鼻、口の膜を破り、ガーゼで鼻口の分泌液を拭う。
2.ガーゼで背をさする。
※1.2をピーピー泣くまで繰り返し続ける
■緊急時の見つけ方
1.第1仔が分娩しないのに濃い緑の汚物がでたとき。
2.相当強い陣痛が30〜60分続くのに分娩しないとき。
3.1匹分娩後、4〜5時間以上たっても次の仔がうまれてこないとき。
当犬舎の子犬は500g〜700gで生まれてきます。
その後1週間に1kgづつ体重が増えます。
生後1ヶ月で約5kg前後になりその後も1ヶ月約5kgづつ増えつづけ、6ヶ月では30kg前後になります。
生後 体重 餌の量(1日あたり) 回数
1ヶ月 4kg〜5kg 300cc〜500cc 1日4回
2ヶ月 8kg〜10kg 500cc〜600cc 1日3回〜4回
3ヶ月 13kg〜16kg 600cc〜800cc 1日3回〜4回
4ヶ月 18kg〜23kg 800cc〜1000cc 1日3回
5ヶ月 23kg〜28kg 1000cc〜1200cc 1日3回
6ヶ月 28kg〜35kg 1200cc〜1500cc 1日3回
★餌は当犬舎のオリジナルパピーフードです。
■注意
子犬の成長には下痢は大敵です。
充分に気を付けて下さい。
軟便になったらフードをすぐに繊維質の野菜系フードに切り替え便の状態を見ながら肉系のフードに戻していきます。
生後2週間〜3週間くらいまでは母乳で育てますが子犬の状態を見ながら離乳食に切り替えていきます。
離乳食はパピーフードとドッグミルクをミキシングしてほど良い軟らかさに調整します。離乳食を与える期間は約2週間です。その後はパピーフードだけで充分です。
虫下しは生後1ヶ月と生後2ヶ月の2回かけます。
ワクチンは生後2ヶ月と生後4ヶ月に、その後6ヶ月ごろパルボワクチンを接種をします。
お問合せ・ご予約はお問い合わせフォームメール
もしくはフリーダイヤル(0120-7-11139)までどうぞ。